年収700万円を稼いでいる人はどれくらいいるの?
子育てと両立しながら、700万円以上稼ぎたいなぁ。
女性で年収700万円を稼いでいる人は、全体の4.8%と多くはありません。
特に子育てをしていると、残業時間も制限されるので、年収700万円以上を稼ぐことは簡単ではありません。
私も子育てをしながら年収700万円を稼ぐのは難しいと考えていました。
しかし、リモート勤務、フレックス勤務がある企業に転職することで、2児の子育てをしながら、フルタイムで勤務し、700万円稼ぐことが可能になりました。
この記事では、年収700万円を稼ぐ女性の割合と、年収700万円以上を稼ぐための方法を教えます。
この記事を読むと、特に資格を持っていない「普通のワーママ」が年収700万円以上を稼ぐ方法が分かります。
結論は、以下の3点です。
- フルタイム勤務にする
- 好条件の会社に転職する
- 年収が高い仕事に転職する
むーちゃん
- 2児のワーママ
- 医療機器メーカーの専門職(薬事)
- リモート勤務ができる会社に転職
- フルタイム勤務
- 理系の大学院卒
年収700万円以上を稼ぐ女性の割合は4.8%!
令和4年度の女性の平均年収は、正社員の場合は407万円、非正社員の場合は166万円です。
年収700万円代の女性の割合は1.7%で、年収700万円以上の女性の割合は4.8%です
約20人に1人というと多くはないですが、目指せる年収だと思います。
年収 | 割合 |
---|---|
~100万円 | 14.0% |
100~200万円 | 21.5% |
200~300万円 | 20.0% |
300~400万円 | 17.9% |
400~500万円 | 12.1% |
500~600万円 | 6.4% |
600~700万円 | 3.4% |
700~800万円 | 1.7% |
800~900万円 | 1.0% |
900~1000万円 | 0.6% |
1000~1500万円 | 1.0% |
1500万円以上 | 0.5% |
ワーママで年収700万円の手取りは約530万円
年収が700万円あっても、そこから社会保険料、所得税、住民税などの税金が差し引かれます。
家族構成や適用される控除の種類などによって異なりますが、目安としては、30代で扶養家族なしの場合、手取りの年収は530万円程度となります。
ボーナスを年2回の1.5か月分と仮定すると、毎月の手取り額は約35万円になります。
ワーママが年収700万円稼ぐための方法3選
医師、弁護士などの難関国家資格があれば、年収700万円を稼げる可能性は高いですが、今から難関資格を取得するのは現実的ではありません。
そのため、この記事では特に資格を持っていない「普通のワーママ」が年収700万円を稼ぐための方法を紹介します。
フルタイム勤務にする
フルタイム勤務にすると、時短勤務よりも年収は増えます。
さらにフルタイム勤務は時短勤務より昇進もしやすくなるため、将来の年収も高くなる可能性が高いです。
「フルタイム勤務だと、保育園のお迎えに間に合わない」という場合でも、テレワーク勤務とフレックス勤務を利用すると、フルタイム勤務がしやすくなります。
今の会社にテレワーク勤務やフレックス勤務の制度がない場合には、転職も視野にいれてフルタイム勤務を目指してみてください。
好条件の会社に転職する
今の会社で年収700万円が難しい場合、これまでのスキルをいかして、同じ職種で好条件の会社に転職することをおすすめします。
同じ職種とは、「経理職の人が経理職で転職をする」などです。
「子育てをしながらスキルアップをする時間はない!」という方でも、同じ職種であれば、転職のハードルも低くなります。
今の年収って、他の会社と比較して少ない?
そう感じたら、好条件の会社を探すことをおすすめします。
年収700万円を稼ぐのに好条件な会社は、以下の3つです。
- 大手企業で福利厚生も充実している会社
- リモート勤務、フレックス勤務が可能な会社
- 外資系企業など、成果型報酬の会社
大手企業で福利厚生も充実している会社
平均年収が高い大手企業の場合、主任、係長レベルで年収700万円に達する企業が多くあります。
「子育てしながら部長や課長などの管理職でバリバリ働くのはしんどい」という場合でも、そこそこの働きで年収が700万円に達する可能性があるのが大企業の特徴です。
大企業の場合には、扶養手当、住宅手当、家族手当などの福利厚生も充実していることが多いので、手当を含めると700万円を超えることが多くなります。
大企業の求人を探すには、リクルートエージェントに相談することがおすすめです。
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リモート勤務、フレックス勤務が可能な会社
リモート勤務、フレックス勤務を利用すると、子育てをしながらでも業務時間を長く取れます。
例えば、以下のような働き方も可能になります。
- 子供が起きるまで、6~7時のみ仕事
- 夫が早く帰れる日は、19時まで仕事
- 子供が寝た後に21時から仕事を再開
業務時間が長くなると、当然、年収も増えます。
さらに、業務時間が長くなることで、成果を出して昇進できる可能性も増えます。
リモート勤務、フレックス勤務が可能な会社を探すには、リアルミーキャリアがおすすめです。
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外資系企業など、成果型報酬の会社
給与形態が年功序列型の会社ではなく、成果型報酬の企業に転職すると30~40代のワーママでも700万円が稼げる可能性が高くなります。
特に外資系企業の場合は、以下のような特徴があります。
- 男女関係がなく成果主義である
- ワークライフバランスが重視されている
- 女性の管理職が多い
女性の管理職の割合は、外資系企業では「10~29%」、日系企業では「10%未満」が最も多いです(人材紹介会社エンワールド・ジャパンの調査)。
外資系企業は女性でも昇進しやすく、年収を上げられる可能性があります。
外資系企業を探すは、JACリクルートメントがおすすめです。
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年収が高い仕事に転職する
好条件の会社が見つからない場合は、年収が高い仕事に転職することをおすすめします。
特に資格がなくても、年収が高い職種は以下の3つです。
- ITエンジニア
- 営業職
- コンサルタント
ITエンジニア
年収700万円以上稼ぐ人が多い職種のひとつが、エンジニアです。
エンジニア(プログラマーを除く)の平均年収は、約734万円です。
年齢別の平均年収は以下のとおりです。30代の後半になると700万円を超えてきます。
年代 | 平均年収 |
---|---|
20代前半 | 360.3万円 |
20代後半 | 511.5万円 |
30代前半 | 648.8万円 |
30代後半 | 770.6万円 |
40代前半 | 864.6万円 |
40代後半 | 865.5万円 |
50代前半 | 909.1万円 |
50代後半 | 891.4万円 |
引用:国税庁『民間給与実態統計調査』
インターネット技術が急速に発展している傾向にあるため、それに連動して需要が高まっています。
需要が高い分、年収も比例して高くなります。
専門知識が必要な業種ですが、ネットワークエンジニアなどであれば、未経験でも可能な仕事はあります。
営業職
法人や個人向けの企画営業・コンサルティング営業なども、年収700万円以上稼いでいる人が多い職種です。
生命保険の案内、分譲住宅・分譲マンションの販売などを行う営業職は、成績によるインセンティブ収入もあるので、高収入が期待できます。
「営業職は男性が多い」というイメージがあるかもしれませんが、生命保険や住宅のように、女性客の意向が成約に大きく影響する商材では、女性独自の視点を営業活動に生かして仕事を進められます。
男性と異なる視点で提案やアドバイスができるため、男性の営業職より商談を有利に進められるケースも多いです。
コンサルタント
コンサルタント職も年収700万円以上稼ぐ人が多い職種です。
コンサルタントは、ITコンサルタント、経営コンサルタントなど様々な領域において、顧客の課題解決をサポートする職業です。
他の業界よりも給与水準が高く、安定して高収入が得られます。
まとめ:ワーママが年収700万円稼ぐための方法
ワーママが年収700万円以上を稼ぐ方法を説明しました。
「子育てしながら年収を増やしたい」と思ったら、転職エージェントに相談し、今の自分の市場価値を確認しましょう。
ワーママにおすすめの転職エージェントは、以下の3つです。
いずれも無料で相談ができるので、まずは相談してみることをおすすめします。
すぐに転職するつもりがなくても、相談できます。
年収アップしたいと思ったら、一歩踏み出して、相談してみてください。
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