【転職体験談】32歳、未経験転職(知的財産→薬事)

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転職体験談

こんにちは。むーちゃんです。

私はこれまでに2回、転職しました。

1回目の転職は、32歳の時に医薬品メーカの知的財産職から、医療機器メーカーの薬事職に未経験で転職。

2回目の転職は、37歳の時にワーママで転職。

この記事では、1回目の転職の経験を紹介します。

2回目の転職については、以下の記事をご覧ください。

この記事を書いた人

むーちゃん

  • 2児のワーママ
  • 医療機器メーカーの専門職(薬事)
  • リモート勤務ができる会社に転職
  • フルタイム勤務
  • 理系の大学院卒
目次

転職時の経歴

転職時の経歴は、以下のとおりです。

1回目の転職時の経歴

年齢:32歳

家族構成:独身

職務経験:医薬品メーカーで研究職(5年)→知的財産職(3年)

大学・大学院では化学を専攻し、研究テーマは医薬品の有機合成でした。

大学院を修了したあとは、医薬品のメーカーで研究職を5年間担当。

その後、知的財産部に異動。

知的財産部では、主に医薬品の特許出願や特許調査を担当。

研究職は地方勤務でしたが、知的財産部に異動するときに都内に引っ越しました。

転職を考えた理由

知的財産の仕事は法律の知識が必要で、慣れるのには苦労しました。

仕事に大きな不満はなかったものの、以下のことを考えるようになりました。

  • 知的財産の仕事をずっとやりたいとは思えない
  • 古い体質の会社が何となく嫌
  • 英語を使った仕事をしたい
  • 新しいことにチャレンジしてみたい
  • 転職するなら、結婚前がいい(予定はないけど)
  • 転勤のない仕事で、都内に暮らし続けたい

特に「いつまでに転職したい」「〇〇の仕事をしたい!」はなく、何となく転職活動を始めました。

転職先の条件は、以下の4つ。

転職先の条件
  • 年収は同程度以上
  • 技術的な仕事
  • 勤務地は都内で、転勤がない仕事
  • できれば英語を使った仕事がしたい

このような転職先の条件をイメージしながら、転職活動を開始しました。

どんな転職活動をしたか

まずは転職サイト「リクナビネクスト」に登録

転職の本で「市場の価値を判断するために転職サイトに登録するといい」という内容を読み、30歳の頃にリクナビネクストに登録しました。

リクナビネクストに登録すると、「スカウト!」というメールが送られてくるようになります。

「今の会社でしか働けないのかな」と思っていた私にとっては、「私を必要としている人がいる!」とテンションアップ!

リクナビネクストを通して、転職の情報収集をしていました。

TOEICの点数を上げる

スカウトメールを見ると、英語で仕事をするには、TOEIC700点以上は必要だと分かりました。

会社の研修制度もあったので、英語の勉強を開始。

2年くらいの期間で、以下の研修を受けました。

  • アルクの通信講座2コース(730点突破コース、860点突破コース)
  • レアジョブのオンライン英会話
  • ロゼッタストーン
  • 早稲田大学のエクステンションセンター(ビジネスライティング)

英語の勉強は好きだったのと、時間もあったので真面目に取り組みました。

最終的には、TOEICの点数は645点→795点まで上がりました。

これくらいの点数になると、「英語を使って仕事をしてみたいと言えるかも」と思うようになりました。

転職エージェントからスカウトメール、1社に応募→不採用

リクナビネクストで情報収集をしていると、ある転職エージェントから、スカウトメールが送られてきました。

職種は、製薬会社の知的財産の仕事。

グローバルな製薬会社の仕事に魅力を感じ、転職エージェントと面談することにしました。

初めての面談で、ドキドキ。

面談で話を聞くと、条件も良さそうな会社だったので、応募することにしました。

書類審査は通って、一次面接。

和やかな雰囲気で、面接は進みましたが、結果は不採用…。

「転職はそんなに甘くないよね」と思いましたが、特に凹むことなく、転職活動の進め方が分かったので、気持ちは軽やかでした。

転職エージェント「リクルートエージェント」に登録

一度面接を経験したことで、「もう少し本格的に転職活動をしたい!」と思うようになり、大手の「リクルートエージェント」に登録しました。

登録後にキャリアドバイザーとの面談を行い、以下の3つの求人情報を紹介してもらいました。

  • 研究開発の仕事
  • 知的財産の仕事
  • 薬事の仕事

転職時は知的財産の仕事を行っていたので、紹介されるのは、知的財産の仕事がほとんどでした。

薬事は経験はありませんでしたが、研究の経歴から応募できる企業もあるとのことで紹介してもらいました。

薬事の仕事内容については、こちらの記事をご覧ください。

12社に応募→3社に内定をもらう

紹介された企業から、12社に応募しました。

知的財産の仕事に応募するかは悩みましたが、知的財産の仕事の求人は大手企業で条件がいいことと、「新しい環境なら頑張れるかも!」と思い応募しました。

最終的には7社の面接を受け、3社に内定をもらいました。

応募した企業

応募数:12社

面接を受けた数:7社(知的財産6社、薬事1社)

内定:3社(知的財産2社と、薬事1社)

医療機器メーカーの薬事職に決める

内定をもらった以下の3つ。

  • 医薬品メーカーの知的財産職
  • 化学メーカーの知的財産職
  • 医療機器メーカー薬事職

このうち、どの企業にするかはとても悩みました。

知的財産の仕事は、どちらも大手企業で条件もいい。

薬事職は、中堅企業で年収などの条件はこれまでと同じ程度。

キャリア的にも条件的にも、知的財産に就いた方がいいのは分かっていました。

ただ、自分の気持ちに正直になると、やっぱり知的財産の仕事をそんなに好きではない。

「ずっと知的財産の仕事はしたくない」「新しいことにチャレンジしたい」という気持ちが強くなり、医療機器メーカーの薬事職に入社することに決めました。

転職活動に掛かった時間

転職サイト「リクナビネクスト」に登録してから、ダラダラと求人情報を見ている期間が2年くらいありました。

この期間は英語を勉強したり、自分は何をやりたいかを考えていました。

本格的に転職活動をしようと思い、「リクルートエージェント」に登録してから、内定を許諾するまで3カ月くらい掛かりました。

リクナビエージェントに登録してからの転職期間は、一般的な長さだと思います。

この3カ月は、土日も企業研究や面接対策に追われ、忙しい3カ月でした。

内定から入社までは2カ月程度あったので、最後の3週間は有給消化を利用してから、新しい会社に入社しました。

有給消化期間は、セブ島に短期留学して英語の勉強に力を入れていました。

転職活動をして思うこと

会社を辞めたいと思ったら、まずは転職サイトに登録するとよい

「今の会社をやめたいな…」と思い始めてから、転職サイト「リクナビネクスト」に登録し、ダラダラと求人情報を見ていました。

このダラダラ期間が意外と重要でした。

他の会社の求人情報を見ることで、「今の自分の経歴で何ができるか」「どのような資格が求められるか」など、自分の市場価値が分かります。

TOEICの勉強のモチベーションアップにもなりました。

何となく会社を辞めたいと思ったら、気軽に転職サイトに登録することをおすすめします。

自分のペースで転職情報を得ることができます。

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転職エージェントに登録すると、流れるように転職が進む

転職エージェントである「リクルートエージェント」に登録してからの動きは早かったです。

キャリアアドバイザーが面接の日程調整もすべてやってくれるので、メールで返信するだけで、求人情報の確認→応募→面接が一気に進みました。

初めての転職活動で不安も大きかったので、困ったらキャリアアドバイザーに相談できるのも心強かったです。

中途採用の面接は、新卒時よりもラク

新卒の就職活動の面接でよくある「学生時代に頑張ったこと」「自分の強み・弱み」の質問は苦手でした。

「そんなに誇れるようなことないよ…」と思いながら、話していました。

一方、中途採用では、自分の経歴や仕事内容から話せるので、面接の苦手意識は感じませんでした。

面接時間も40分~60分と長いので、上手にしゃべるというよりも、「普段、何を考えて仕事をしているか」「どのような仕事をしたいか」をありのまま話すという感じでした。

どの面接も本音で話しているという感覚がありました。

落ちた場合も、「面接官が求めている経験がないな」という場合が多く、あまり凹むということもなかったです。

明確な理由がなく転職活動を始めると、内定後に悩む

明確な理由がなく転職活動を始めると、いざ内定が出たときに「内定が出てうれしい」よりも「どうしよう」という気持ちが出てきました。

一生懸命、面接の準備もして勝ち取った内定。

それでも、新卒から8年間働いてきた会社で愛着もあり、いざとなると悩みました。

ただ、最終的には、「年齢的にもチャレンジできるのは今しかない!」と思い、退職願を提出しました。

「本当に転職したいか」「なぜ転職したいか」は、転職活動中もじっくりと考えることが必要だと思いました。

薬事職に転職したのは正解だった

今思うと、32歳で知的財産職から薬事職に未経験で転職するのは、思い切った判断でした。

32歳というギリギリの若い?と言える年齢だから出来たことかも。

「自分を変えたい」という勢いで転職しました。

結果としては、薬事の仕事は好きなので、思い切って判断をして良かったです。

薬事職は未経験での採用は多くないので、未経験でも転職できる企業に出会えたのは運がよかったです。

英語を使う機会も増えた

最初は英語をバリバリ使う外資系企業への転職を希望していましたが、外資系企業からは内定をもらえず、転職したのは内資系の医療機器メーカーでした。

ただ、転職することで、英語を使う機会は増えました。

薬事の仕事は英語を使う機会が多いことと、TOEICの点数から、社内では英語ができる方だと認識され、海外案件の仕事はまわってくるようになりました。

TOEICの勉強は、時間があるときにやっておいて良かったです。

まとめ:未経験転職(知的財産→薬事)

初めての転職は、「リクルートエージェント」のキャリアアドバイザーにも恵まれ、不安もありましたが3社の内定を取ることができました。

薬事という新しい職種に出会えたため、思い切って転職してよかったと心から思います。

年収も、基本給は同程度でしたが、残業代を入れると100万円くらい増えました

おすすめの転職エージェントである「リクルートエージェント」が気になる方は、こちらの公式サイトをご覧ください。

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ワーママになってから転職した経緯は2回目の転職体験談で紹介します。

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この記事を書いた人

アラフォー、2児(乳幼児)の母。大学院を卒業後は、医薬品メーカーで医薬品の研究職として働く。その後、医療機器メーカーの薬事職に転職。在宅勤務、フレックス制度を利用し、出産後もフルタイム勤務。

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